フリーランスでライターをしている小澤です。
10月は結構忙しく、記事を書いては出し、何に浸る間もなく次の記事に取り掛かるというサイクルだったので、
書いた記事たちをしっかり宣伝することができていませんでした。
しかし、それでは記事たちがかわいそうだなと思い、せめてしっかりまとめてあげよう、という親心と、あわよくば誰かの目に留まらないかしら、というちょっぴりの野心を携えて、まとめ記事を作りました。
ちなみにこちらはポートフォリオサイトとして作成はしたものの長らく放置されていたため、
ログインIDもPWも何ならドメインまで忘れかけていたという、こちらもかわいそうなサイトだったので、こうして活用できて嬉しく思います。
では早速参ります。
2023年10月に書いた記事まとめ。
インタビュー記事
今月はよくインタビュー記事を出しました。
たくさんの方にお話を聞けて楽しく記事を書けたことがとてもありがたいです。
医ケア児家族LIFE STORY Vol.2~18トリソミーの妹が家族を変えた。感謝の気持ちでこれからを生きる。~
記事URL:https://florence.or.jp/news/2023/10/post64985/
業務委託として働いている認定NPO法人フローレンスで書かせてもらいました。
「医ケア児家族LIFE STORY」は連載で、医療的ケア児を育てる親御さんやご家族にお話を聞いて、いろんな生き方や価値観を紹介する企画です。
今回はその第二弾で、18トリソミーの妹さんがいたお姉さんが、妹さんとの思い出やそこから感じたことをお話ししてくださいました。
「短くても濃い人生にすると家族で決めた」冒頭でお話しされたこの言葉がとても印象的でした。そこから続くご家族のエピソードから言葉にし難い想いが溢れます。
働く親の受け皿だけじゃない!保育園の役割を追求してたどり着いた「親子にとってのセーフティネット」という考え/おうち保育園こうとう台
記事URL:https://mirai.florence.or.jp/news/16536/
こちらもフローレンスで書かせてもらった記事。正確に言うと保育園の紹介記事なのですが、これは園長先生に伺ったお話をまとめる形での紹介記事となっており、実際はインタビュー記事です。
おうち保育園こうとう台の園長先生はめちゃくちゃ熱い人で、園に対する想い、スタッフに対する想い、地域の子どもたちや保護者の方に対する想いがとってもあり、それをなんとか表現したいと画策した記事でした。
“相談を断らない保育園”/おうち保育園かしわぎ
記事URL:https://mirai.florence.or.jp/news/16639/
その流れでこちらも。
おうち保育園かしわぎの園長も熱い人ですが、どっちかというと「秘めたる情熱」という感じの方でした。保育に関してのプロ意識がめちゃくちゃ高いですし、こうありたい、こうあるべき、という軸がしっかりある。記事内には、「別に入園につながらななくてもいいんです、一瞬でもここがあってよかったって思ってくれれば」と話す園長の言葉がありますが、本当に心からそう思ってるんだなって、話してて分かりました。
それを表現するのがまた、とても楽しい一方で、プレッシャーもあり。しっかり思いを表現したい、と気合を入れて、書きました。
「入園につながらなくてもいい」なんて、企業のHPに載せる記事で書いていいの?と実はハラハラしたのですが、誰にも止められなかったところにフローレンスみを感じました。(裏話)
「まず知ってほしい。医療的ケア児の生活を。医ケア児だって一人の子どもだということを。」/福島市在住・渡辺さんへのインタビュー
記事URL:https://note.com/nekonote_mia/n/nc1beef5b19ee
これは仕事ではなく、個人でやったインタビュー。
医療的ケア児の親御さんの話を聞いて記事にする、というのをずっとやってみたくて、募集をかけて、ありがたいことにご応募いただいた方に順次、インタビューをして記事にしています。
第一弾の渡辺さんは、募集をして数分後に真っ先に手を挙げて下さった方でした。
お子さんの退院に向け、支援体制を整えていく上でぶち当たる困難に必死に立ち向かっていく姿が、とっても印象的で、めちゃくちゃかっこよかったです。
「医ケア児連れ生活の大変さ、行政に届いてますか?」/群馬県太田市在住・守屋さんへのインタビュー
記事URL:https://note.com/nekonote_mia/n/n765902062259
こちらも個人でやったインタビュー記事の第二弾。
「抱っこじゃないとダメ」な医ケア児を育てる中で感じていることや、行政職員の知識不足により起こったことで感じる怒りや理不尽さなどをお話しくださいました。
「行政の人が全然分かってなくて…」と言うことは、インタビューの中でよく聞くことです。
ただでさえ大変な思いをしている中で、助けてほしいと頼る行政機関からされる対応って、結構印象に残るもんなんですよね。
このインタビュー聞きながら私も一緒に怒りたくなりました。
経験談アウトプット
インタビュー記事の他には、経験談のアウトプットとして記事を書かせてもらいました。
障害児や医療的ケア児向けの情報って本当に少ないので、ネット検索しても家族の「不安」「心配」って解消されないことが多いんですよね。
それを何とかしたい!とサイトを作っているメディアで記事を書かせてもらえることになり、これを書きたい!とリクエストして書かせてもらった記事が10月に公開されています。
子どもが胃ろう手術を受ける!当日の流れは?入院日数はどのくらい?【経験談を紹介】
記事URL:https://famicare.jp/2023/10/05/gastric-fistula-surgery/
子どもが胃ろう手術をしたときの体験談を書きました。
もう4年も前のことなのですが、子どもにとって初めての手術だったこともあり、記憶が鮮明なところも多かったです。
うちの子は術後の経過があまり良くなかったこともあり、ちょっと特殊なケースかもしれません。だから、「この体験談誰かの役に立つかな…?」と書きながら不安になってたのですが、
もしかしたら、特殊が故に誰かにとっては求めている情報になるということもあるかなと思って、書き切りました。
レアケースの情報って広い需要はないけど、探している人にとっては本当に高い需要があるから、どこかのタイミングでそんな人に届いたらいいな、とそっと祈っています。
たった一人にでも届いて、何かを感じてくれたら、それで私は報われます。
子どもの胃ろう手術、その不安とどう向き合う?どう解消する?【経験談】
記事URL:https://famicare.jp/2023/10/12/gastric-fistula-surgery-anxiety/
胃ろう手術の「不安」にフォーカスして書いた記事です。
私が手術に際して不安に思ったことと、どう解決したかを書きました。
不安の解消方法は人それぞれだと思いますが、私の場合は先輩たちの体験談がめちゃくちゃ役に立ったので、同じような方の役に立てたら、と思っています。
改めて見直すと、私はやっぱり、「エモーショナル系」の記事が得意かもしれないなあ、と思います。
裏話ですが、胃ろうの記事は書くと決めてから構成がうまくいかずものすごい分量が仕上がってしまい、このサイト「ファミケア」の編集長のアドバイスで、読者のニーズに合わせこのように分割して丁寧に書くことができたので、とても感謝。
記事は、ライターだけで完成するのではなくチームで作るとよりよくなることを痛感しました。
手に過敏があるうちの子が遊んだおもちゃはこれ!【うちの子のお気に入りのおもちゃ】
記事URL:https://famicare.jp/2023/10/27/favorite-toy-ozawa/
うちの子は手に過敏があって、生まれてからしばらくは、何かを手に持ったり触ったり、ということを著しく嫌がりました。そのせいなのか、おもちゃで遊んだこともなくて、「お子さんの好きな遊びは?」と聞かれることがすごく辛かった時期があったんです。
そんなことを思い出して、初めて遊んだおもちゃのこと、今お気に入りのおもちゃのことを書き、今おもちゃ選びに悩んでいる方にとっても、希望になればいいなと思って作った記事です。
でもこれは、私一人でできたものではありません。
ファミケアにいるライターは全員が障害児や疾患児の親。だからこそ、私一人じゃなくみんなでそれぞれの体験談を書いたら、もっと救われる人が増えるんじゃないか、という気持ちで、「みんなで一つのテーマで記事を書きませんか?」と提案したことから始まったのですが、それがなんと立派な企画となりました!
それぞれ子どもの疾患・障害が違うファミケアライターが「うちの子のお気に入りおもちゃ」をテーマに書いた記事が一度に読める上、おもちゃプレゼントまであるのでこちらもどうぞ。
番外編
インタビュー記事でもアウトプット記事でもないやつ。
10/26(木)仙台市長に障害児支援体制の改善を訴える要望書を提出
記事URL:https://florence.or.jp/news/2023/10/post65398/
正確にいうとこれは私が全部書いた記事ではないけれども。
本部と連携して、とってもとっても助けていただいて、作った記事です。
中身は仙台市の障害児支援体制についての課題とか、親御さんのリアルな声とかが書かれてるので、ぜひ見ていただきたい。
宮城県議選候補者にこども・子育て政策に関するアンケート調査を実施しました
記事URL:https://florence.or.jp/news/2023/10/post65122/
これは記事としての分量は少ないし、アンケートの過程を全て私がやったわけではないのですが、アンケート調査から記事公開まで、主体になって結構頑張ってやったので、見てほしい。笑
アンケート回収率が思ったほどよくなかったから、ちょっとシュン、ってなったんだけども。これをやったからこそ感じたことっていうのはあったかな。
立候補者の中には、本当に県民の声を聞いている・聞こうとしているのか?と、ちょっと疑問に思う方もいましたね。公開している連絡先が住所のみ、とかね。行って話すか、手紙書くかしかないってどういうことよ。今令和なんだが?とか思いながらアンケート送信の準備してました。
以上、10月に公開された記事は10記事でした!
仕事で書いたもの、個人の活動として書いたもの、合わせて10月に公開されたものは10記事でした!個人的にはとても頑張った!
書けば書くほど課題も見つかるし、まだまだ勉強することもいっぱい。
ライター向いてないなと思うこともたくさんあるけど、でもやっぱり私は書くことが好きです。
だからもっともっと色んなものが書けるように、情報や人の想いを正確にわかりやすく届けられるように、これからも精進していこうと思います。
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